篠・つる系メインの草刈り 簡単な方法とコツ
▪細い竹(しの)
▪つる系の草(ツタ)
▪いつ生えたか分からない桑の木
▪2mから3mくらいの草
など、試しにやってみたけど無理だな・・・なんて考えてませんか?
確かに荒れ果てた敷地内の『草刈り』は大変ですね。
そんな『草の問題』って結構あるんです。
1番多いのが土地を相続して放置してる人・・・
気づいた時には消防や市役所などから『草刈り』するように忠告されてる事も・・・
まず空き地や空き家の管理を怠ると、いくつかの問題が発生したりします。
▪不法投棄される
▪放火される
▪近隣からクレームがくる
など・・・
1番多いのが不法投棄です。荒れ果てた場所に家電やゴミを捨てる人たちがいっぱいいます。
いざ草刈りしようかなって時に、処分費だけで大変になります。
なるべくこまめに管理をしましょう。
次に耳に入ってくるのが『放火』です。草が生い茂った空き家に悪戯目的で放火する悪い人が結構いるんです。
遠方に空き家を所有しているなら、面倒ですが定期的なチェックや空き家周辺の治安情報は確認しておきましょう。
と、こんな感じで『定期的な管理』が草刈りのポイントになります。
それでは本題にはいります・・・
荒れ果てた敷地内の草刈りですが、ご自身で作業する場合に必要な事・・・
まずは『服装や装備』です。
夏場だと半袖で作業したいと感じると思いますが危険なんです。
『スズメバチ』や『マムシ』などが巣を作っている可能性があるんです。特に秋頃は『オオスズメバチ』は活発化してます。
地中や枯れ木の中などに巣作りする事があるので『厚手の長袖着用』は必須条件です。おすすめは白系です。
靴は『長靴』にしましょう。地面にマムシなどいると危険です。足元を守るために必要なアイテムです。
まとめると・・・
▪白系の長袖作業着
▪長靴
▪防止やヘルメット
▪蜂撃退スプレー
※春頃から草むらに『足長蜂』が巣作りします。草刈りしてると目の前に突如、数十匹の足長蜂が現れる事も・・・
蜂撃退スプレーで退治しましょう 笑
次は『作業方法』にはいります。
荒れ果てた敷地内の草刈りは危険なので、基本的に『単独作業』は止めた方が良いです。
準備するものは・・・
▪草刈り機(刈払機)又はハンマーナイフモア
▪チェーンソー又はノコギリ
▪長めの熊手
▪処分するなら軽トラックなど
▪コンパネ板(ベニヤ)
▪ロープ
まず、どんなに荒れ果てた敷地内でもコツコツ場所を広げていくのがポイントです。
やりやすい簡単な場所から『草刈り機』で草を置く場所を広げていきましょう。
草刈りの歯は新しい物に交換して作業すると、草などが豆腐みたいにスパスパ切れます 笑
ちなみに『つる系のツタ』や『細い木』や『細い竹(しの)』などは草刈り機で伐採できちゃいます。
太い幹や枝などは、チェーンソーかノコギリで切りましょう。
▪細い竹(しの)は堅いので、なるべく根元まで刈っておくと足元が安全になります。
▪背の高い草は、上から2、3回に分けてカットすると視界が良くなります。
基本的に業者が草刈りしても、自分で作業してもコツコツ作業する事がポイントです。
2人で作業する場合は、『草刈り』と『片付け』に分かれて作業すると良いと思います。
100坪以下の土地ならコツコツやれば絶対に1日か2日で終わります。
次に処分する場合の方法として一般的なのが、軽トラックへの積み込みです。
処分先はお住まいのゴミ処理場にあらかじめ電話しておきましょう。
軽トラックがない場合は、レンタルでも安いと思います。
積み込み方法はコンパネ(ベニヤ板)を軽トラックの荷台にたてると、大量に草を積み込みできます。
だいたい、200キロから300キロくらい積めると思います。
敷地面積でいうと、1回の積み込みで30坪から80坪くらいの草を積めるはず・・
▪細い竹(しの)やツタ・・軽いけどあまり積めません。50坪が限度かも。
▪1メートル以下の草・・80坪なら積めるはず
いつ生えたか分からないような木は、なるべく細かく伐採しましょう。積み込みしやすくなります。
こんな感じで、積み込み後に大切なのがロープなどで荷崩れしないように固定する作業です。
『南京縛り』を覚えておくと便利です。
コンパネ(ベニヤ板)をたてる場合は、910mm×1820mm(厚さ10~12mm)くらいの大きさが1000円くらいで売っています。
2枚購入すれば『草刈り』で便利です。
最後に、処分に費用をかけたくないのなら、細かく草を粉砕してくれる『ハンマーナイフモア』という機械がおすすめです。少し高いですが、綺麗に使用してれば価値が下がらないので便利です。
僕自身が『草刈り依頼』を頼まれる時は、だいたい荒れ果てた敷地内の草刈りが多いです。
その分見積もり費用も高くなってしまうんです・・・
もし皆さんの中で業者に頼むか、自分でやるか悩んでるようなら、1度自分で作業してみてはどうでしょうか?
1度、自分の手で作業してみて『これなら次回から業者に頼んでも良いかな』なんて思えるし、だいたいの草刈り費用もわかります。
もしも、あなたの手で手に負えない時は北関東であれば相談にのれるかもしれません 笑
その時には宜しくお願い致します。
ありがとうございました。