防草シート対策での見落とし・・・産業用太陽光発電事業で注意する雑草
産業用太陽光パネルの設置が各地でブームになっていますね
そんな私の地元・・・群馬県でも日照率が良いらしく、そこらじゅうで太陽光パネルを見かけるようになりました。
でも
草で荒れ放題の〝産業用太陽光パネルの敷地〟を見かけた事はありませんか???
うちは防草シート敷いてるから心配ないよ!!なんて言ってると、気づいた時には物凄い事になってますよ!!!
実際に防草シートで〝草の対策〟をしている場所をいくつも見てきました。
しかし、現状は2m級の草で荒れ放題になっていました。
行く場所行く場所で荒れ放題ばかりです 笑
防草シートのイメージとして
草が生えにくくなる
草が抜きやすくなる
綺麗を維持できる
などでしょうかね・・・。
実際に作業すると、確かに〝草むしり〟はやりやすくなります。
大きくて広い敷地内でもポツポツっと草が生えているくらいなら、確かに管理も簡単なんです。
ただ、そんな安心から草を放置しておくと〝クセの悪い草〟が高く太く〝敷地全体〟に成長していくのです・・・。
敷地全体に・・・の部分はポイントです!!!
では、草を放置しておくとどうなるか???
種を撒き、翌年は成長の早い草で生い茂る
太くなり根が張りすぎて抜く事ができなくなる
草刈りしか選択肢がなくなる
こんな感じになるはずです。
太陽光発電事業で草対策は盛り込まれているでしょうが、実際は管理費用やメンテナンス費用として予算に入っていないはずです。
なので、結果的にひどい状態になってから草対策を考える訳です。
山間部での太陽光発電事業も注意・・・
これは、境界線となる隣の部分を人が管理していない事が多いからです。
いくら自身が所有する敷地内が綺麗でも、隣からフェンスを越えてツル草やツタなどが侵入してきます。
そうなると草が種を運びやすい環境ができるので、結果的には維持費が高くなってしまいます。
太陽光発電事業での管理方法
それは、どんなに小さい草でも抜くか除草剤を散布するか対策をしたほうが良いです。
1年を通して、あまりにも草がひどいなら〝月1、2回〟置きに除草剤の散布をして、草が生えにくい環境作りをしていったほうが良いです。
また、防草シートで対策してある敷地内は砂利が敷いてあるので〝草刈り〟がやりにくい場所でもあります。
見栄え的に綺麗にしていくなら、草むしりか除草剤散布を定期的にするのがおすすめです。
今回は実際の作業を通して分かった事なので、もし太陽光発電事業をお考えなら維持費や管理費用も検討してみてください。
早め早めの対策が結果的に年間コストを抑えることに繫がると思います。
ありがとうございました・・・