【DIYか業者に依頼か】自分でもできる外壁で育つツタやつる草の撤去方法とコツ




家の外壁に張っている〝ツタ〟や〝つる草〟って飾りなの??

 

そうじゃない家もあるみたいです 笑

 

なので

外壁のツタやつる草で困っている方のためにツタ撤去方法コツを紹介したいと思います。

 

 

まず始めに伝えておくと、家の外壁にびっしりと根付く『ツタ』は手作業で取るのは大変な作業です。

根気がいる作業でもあり、放置されたツタ周辺にはスズメバチの巣がある場合もあります。

高所作業という事もあって、一概には言えませんが注意がいる作業になるのかなと思います。

頭を守るヘルメットは用意しましょう。

 

 

実際に作業をしてみると、太く成長している場所では直径2,3cmくらいのツタが外壁に根付いてる場合はなかなか切れません。

逆に細いツタは壁に根付いてるため引っぱると、すぐ切れてしまい作業もなかなか進みません。

放置しておくと、細いツタがどんどん壁に根付きながら成長していくので注意しましょう。

また、外壁塗装を傷める原因にもなります。

 

では、自身で作業する場合どうしたらいいのか?

 

 

準備する物

 

 

ハシゴ(二階家の高さまで作業するなら4m級が必要です)

 

1階までの高さなら2mクラスの脚立ハシゴで充分です。ハシゴや脚立を設置する場所は不安定だとかなり危険です。

横ぶれしないように固定するか、動かないように補助してくれる助手の存在は必須です。

外壁を極力傷つけたくない場合は、外壁と設置するハシゴの先端部分に布タオルなど巻いておくと養生になると思います。

 

 

 

鎌(短い物と長い物を用意すると便利です)

 

ツタ・つる草の中にはカマでも切れる細い部分があります。細かい部分はカマでツタ・つる草をひっかけるようにして切っていくと良いかもしれません。

またカマは短い物が主流ですが1mくらいの長いカマなども販売されています。

脚立移動やハシゴ移動の回数を極力少なくしたいのであれば、長いカマの併用が比較的楽です。

 

 

 

枝切りハサミ(直径3cmくらい簡単に切れるものが良い)

 

ノコギリなどでも太い部分のツタ・つる草は切れるのですが、パチンッと簡単に切れる枝切り用の剪定バサミがあると便利です。

 

高所作業でも使用しない時は、ズボンのポケットや腰袋に収納でき、使用したい時はすぐに使えるのが特徴です。

また、ノコギリを購入する場合なら折りたたみ式が便利です。折りたたみ式も高所での使用時にさっと取り出せるから作業効率が上がります。

 

 

 

長尺ヘラ(壁削りで細かくて貼り付いたツタが取れます

 

外壁のツタ・つる草をとにかく綺麗にしたいならヘラがあると便利です。

しかし吹き付け塗装などでゴツゴツした壁には使用できないと思います。

外壁が金属製品だったり平らであれば、軽くこするようにしてあげると綺麗にツタ・つる草が落ちていきます。

 

 

 

高枝切りハサミ(ある程度細いツタをまとめて掴んだらパチンっと切る)

 

高枝切りバサミは持ち手の部分をギュッと握るとパチンっと枝が切れるようになっています。基本的に伸縮タイプが販売されているので、近い場所を作業したい場合は短くし、長さを調整しながら遠い場所も枝切りできるのが特徴です。

高枝切りバサミは基本的にギュッと握らなければ枝を切れませんので、ハサミの部分でまとめて掴んだら切れば作業はスムーズになります。

 

これも外壁で成長しつづけるツタ・つる草を除去する際には重宝されるアイテムの1つです。

 

 

 

除草剤(根元から生えているツタを切ったら穴を開けて除草剤の注入をする)

 

なぜ除草剤?なんて思うかもしれませんが、綺麗にしても〝根の部分〟は生きているんです。

今後、ツタやつる草で大変な作業をしないためにも根を枯らすための除草剤は必要不可欠になります。

 

ホームセンターなどに行くと安いもので300~400円くらいで販売されている除草剤がありますが、それで充分です笑

 

根元に穴をあける方法としてはドリル(手動で回して穴が開ける製品もある)を使用するか、キリなどでも良いです。

液がこぼれないように除草剤がゆっくりと浸透していくための穴があれば大丈夫です。

 

 

 

ご自身でやる場合の準備としては、上記で説明したような道具があれば作業ができると思います。

またとりあえずは成長だけ抑えたい・・・なんて方は根元だけ切断して根元の処理だけしておけば大丈夫なのかなと思います。

 

 

外壁の『ツタ』の撤去作業で大切な事は1面づつ仕上る事

 

1番『ツタ』がひどい外壁から作業する

脚立やハシゴ作業は2人で作業する

転落する危険性があるのでツタがとれない時に力任せの作業をしない

 

 

ツタ撤去を手掛ける外壁を決めたら、地面からでてる太いツタをハサミノコギリで切りましょう。

 

作業する前は下だけではなく上にも注意が必要です。普段立ち入らない場所にはスズメバチや足長蜂の巣などがあることが多いです。

 

② 太いツタを根元から切ったら、手の届く範囲や高枝切りハサミを使って届くツタをまとめて切っていきます。

 

上から下にかけて綺麗にしていくよりは、下から上にかけて綺麗にしておくほうが楽だと思います。太く成長したツタ・つる草はこまめに短く(50cm~1mくらい)切断していくと片付けが楽になります。

 

③ ヘラを使用できる外壁ならヘラでおとしていきましょう

 

するとどうでしょう・・・

 

外壁に這っていた頑固なツタつるは、細いものから、太いものまで見る見るうちに取れていきます。

 

④作業範囲が綺麗になったら次の場所に移動して、繰り返し作業します。

⑤ 最後、全体的に綺麗になったら、地面から出ていたツタに穴を開け除草剤を注入しておきましょう。
除草剤を注入しておけば、地面の下の根も枯れていくでしょう。

 

 

細くて長いツタは鎌で切れるので、鎌も使用して効率的に作業しましょう。

 

作業終了後は、人がギリギリ通れるスペースができました。

 

 

ツタ・つる草の撤去をして分かったこと

 

ツタの葉には毛虫がいる

太いツタは家を壊しかねない

雨樋まで這っているツタは排水機能を低下させる

家の周りに這っているツタを撤去すると軽トラック1台分くらいのゴミがでる

外観のデザインとして『ツタ』を育てている家は少ない 笑

 

追記; 作業中に手先が訳の分からない激痛に襲われました。多分毛虫に触れたのかなと思いますが、作業中は厚手の手袋がおすすめかもしれません 汗

 

外壁にへばりついた『ツタ』の跡が気になるようなら高圧洗浄機で綺麗になります。高圧洗浄機のパワーはすごいので外壁との距離を保って、作業してみてください。

 

以上、ツタについてのお話でしたが分からない事があれば気軽に聞いてください。

ありがとうございました(^^)

私は群馬県埼玉県を中心に草刈りやお庭掃除などのお手伝い専門店をしています
日々のご依頼やお問い合わせに感謝しながら草と全力で向き合ってます
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