【お客さんと共同作業】ヤシ科 毛深い棕櫚(シュロ)の木を伐採する方法とコツ
皆さん、こんにちわー
最近アクセス益々が増えてきているので、ゴールデンウィーク中ですが庭仕事してる方が多いのではないですか??
今回は幹が大量の毛で覆われてる「棕櫚(シュロ)の木」の伐採方法やコツについて紹介できたらなと思います。
シュロの木ってご存知ですか??
見た目はやしの木に似ていますが、ヤシ目ヤシ科ヤシ属になります。
昔ながらの家のお庭でよく見かける庭木です。
シュロの木の幹を覆っている毛はしゅろ皮と呼ばれ、シュロ縄やほうきなどの原料にもなっているらしいです。
今回伐採する事になった棕櫚の木は4m~5mくらいでしたが、
大きい物になると10mクラスに成長する木になるみたいです・・・。
下の写真も圧倒的存在感を出して生えていますね 笑
今回のご依頼経緯は東京にお住まいのお客さんでした。
私の活動地域である埼玉県で平屋の住宅を購入したみたいです。
うーん、平屋は憧れます!!!
「木を伐採するので手伝ってくれる人を探してます」
って事で、
お問い合わせのメールがきたので、日程や準備する道具などをメールで打ち合わせして現場に向かいました。
私自身の仕事は時間制での手伝いも多いので、お客さんの助手に徹する事も多いです。
道具は一式持っているという事だったので、私自身はチェーンソーとノコギリだけ準備して現場に伺いました。
今回の伐採で注意する事・・・
棕櫚の木の生えている場所が民家に近いので、倒す方向を決めないといけないことです。
倒す方向を間違えると民家を壊しかけないのでシビアな作業にはなります。
シュロの木を伐採した方法は?
1回目の伐採は手の届く可能な場所まで登り、縄をかけて伐採する方法です。
「伐採する人」と「落としたい方向へ縄をひっぱる人」で分かれました。
棕櫚の木は他の木に比べて足をかけるスペースがなく、幹が結構揺れるので、単独で生えている場合は高ければ高いほど危険作業になるのかなと思います。
しかし、今回の作業はシュロの木とシュロの木の間に丈夫な木が1本生えていたので、その木を足場代わりにして伐採しました。
※シュロの木に直接ハシゴや脚立を立てかける場合は、揺れてかなり危ないので相当の注意が必要です。
1発目の伐採が済めば、あとの2回目、3回目は手元で無理なく伐採できると思うので簡単に作業できます。
1m間隔くらいで伐採しても、幹が軽いため運ぶ作業も容易にできました。
シュロの木の特徴
シュロの木は幹を覆う毛がとにかく邪魔です。
幹を覆っている毛がなければ、ノコギリでも幹を伐採できるほど柔らかい木なので、最悪の場合はノコギリだけでも作業はできてしまいます。
大変だと思いますが 笑
シュロの木を伐採するための道具
ノコギリとチェーンソーがあれば充分です。
家庭用電源を使用する電動チェーンソーでも充分なのかなと思いました。
丸ノコでは刃が届かないので無理です。
私はエンジン式チェーンソーで伐採しましたが、伐採中にシュロの毛が刃に絡まるので、途中で分解してメンテナンスが必要になってしまいました。(毛が絡まりすぎてチェーンソーが動かなくなった 泣)
チェーンソーの刃に毛が絡まるのが嫌であれば、伐採する場所の毛だけノコギリなどで切ってしまうほうが良いかもしれません。
幹もノコギリで伐採できるので、チェーンソーがない場合でもノコギリで頑張れば伐採できます!!!
今回はシュロの木が2本、雑木が1本ありましたが、根元まで伐採するのに1時間もかかりませんでした。
結局、お客さんの助手ではなくメインで作業する事になり、楽しく作業ができました。
作業が終わるとリフォーム中の室内へ招待され・・・
今回依頼してくれたお客さんは東京で生活しながら、休みの日にDIYでリフォームしているらしいです。
平屋の家はDIY好きには最高ですよね 笑
今でこそ珍しいですが、室内に招待されると、玄関から台所まで土間なので土足で大丈夫でした。
昔の民家は玄関から勝手口まで土間の作りが多いので、かなりテンションがあがりました。
仕事終わりのお客さんとの雑談は本当に楽しいです。
縁があったからこそ出会えたと思っているので、出会いに感謝しています。
このブログも趣味で書いていますが、縁があって私のブログに訪れてくれているのだと思います。
訪れてくれた人にも本当に感謝しています。
今後とも当ブログを宜しくお願い致します。
ありがとうございました・・・